大阪市北部こども相談センター
大阪市北部こども相談センターは、大阪市が設置する児童相談所です。
児童相談所とは、児童福祉法に基づき、18歳未満の子供が心身ともに健やかに育つよう、子供に関するどのような相談にも応じる公的な機関のことです。
児童福祉司(ソーシャルワーカー)、児童心理司、医師、家庭相談員などの専門スタッフが相談に当たり、助言や指導などを行うほか、緊急の際には子供を一時保護します。
このため、すべての児童相談所にあてはまるわけではないものの、外部から容易にはアクセスできないようになっている一時保護所を設置していることがあります。
主要項目
児童相談所とひきこもり相談
児童相談所では18歳未満の児童についての子育てやしつけの悩み、発達障害、子どもの行動上の問題などについての相談を受け付け、必要に応じて支援を行っています。
このなかには不登校やひきこもりなどの問題も含まれます。
ほかにも、「ひきこもり地域支援センター」とよばれる相談窓口が全国の都道府県や政令指定都市に開設されており、ひきこもり本人や家族などからの相談を受け付け、関係機関と連携した支援を行っています。
AV出演強要問題・JKビジネスと児童相談所
最近の社会問題となっている、いわゆるいわゆるアダルトビデオ出演強要や「JKビジネス」による性暴力被害に関しては、各都道府県や政令指定都市などに置かれている児童相談所も窓口として相談を受け付けています。
電話の場合は3ケタのダイヤル「189」で現在地から見た最寄りの児童相談所につながります。
法律上の問題に関しては、警察相談専用電話「#9110」や日本司法支援センター(「法テラス」)による弁護士の紹介などの、より適切な相談窓口も開設されています。
大阪市北部こども相談センターへのアクセス
名称 | 大阪市北部こども相談センター [注] リンクのURLをクリックすると公式ホームページにジャンプします。 |
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所在地 | 〒533-0032 大阪府大阪市東淀川区淡路3-13-36 |
電話番号 | 06-6195-4114 |
備考 | この児童相談所には一時保護所が設置されています。 |
※ 備考欄の「一時保護所」とは、児童虐待・置き去り・非行などの理由がある子どもを一時的に保護する施設を指します。保護者による子どもの連れ去りなどを防止するため、通常「一時保護所」の場所は非公開で、児童相談所そのものの位置とは必ずしも一致しません。