埼玉県南児童相談所
埼玉県南児童相談所は、埼玉県が設置する児童相談所です。
児童相談所とは、18才未満の子供に関するさまざまな相談を、児童福祉司や心理判定員などの専門スタッフが受け付け、必要に応じて心理検査や医師による診断などを交えながら、それぞれの子供に適した援助を行う機関のことです。
都道府県や政令指定都市にはかならず設置されており、横須賀市、金沢市のような中核市や特別区にも、地域できめこまかな行政をめざすという趣旨から設置されることがあります。
オレンジリボン運動とは
「オレンジリボン運動」とは、児童虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、児童虐待をなくすことを呼びかけるための市民運動です。
2004年、栃木県小山市の4歳と3歳の幼い兄弟が、兄弟の父親との主従関係に逆らえずにこの兄弟の世話を押し付けられていた知人男性によって、思川に生きたまま投げ捨てられて殺害された事件がきっかけとなっています。
この運動は現在、総合窓口である認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークをはじめとして、全国の趣旨に賛同する多くの人々によって担われています。
特別区の児童相談所
児童相談所は子供や家庭にとって重要な役割を持つものの、専門スタッフの確保や予算などの制約があることから、これまでは都道府県や政令指定都市などの比較的大きなエリアに限って設置されることになっていました。
しかし平成28年6月の児童福祉法改正により、政令で指定された特別区でも児童相談所の設置が可能となりました。
このため東京都江戸川区をはじめとして、従来よりもより身近なエリアでの児童相談所の新規開設が進められています。
埼玉県南児童相談所へのアクセス
名称 | 埼玉県南児童相談所 [注] リンクのURLをクリックすると公式ホームページにジャンプします。 |
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所在地 | 〒333-0848 埼玉県川口市芝下1-1-56 |
電話番号 | 048-262-4152 |
備考 | この児童相談所には一時保護所が設置されています。 |
※ 備考欄の「一時保護所」とは、児童虐待・置き去り・非行などの理由がある子どもを一時的に保護する施設を指します。保護者による子どもの連れ去りなどを防止するため、通常「一時保護所」の場所は非公開で、児童相談所そのものの位置とは必ずしも一致しません。